5GHz帯無線アクセスシステムとは

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5GHz帯無線アクセスシステムとは

5GHz帯無線アクセスシステム(広域無線LANシステム)とは、快適にデータ通信を行うことができる高速な無線通信システムの実現が期待されていることを踏まえ、平成12年3月に屋内専用の無線LAN、(IEEE802.11a)また、平成14年9月に屋外でも使用できる無線アクセスシステム(IEEE802.11j)の技術的条件等が制度化され運用が始まりました。

自営通信回線ネットワークの構築

広域無線LANシステムとは、5GHz(4.9GHz)帯を使用した高出力の高速無線IP回線です。大規模災害時、NTT回線や、携帯電話などは規制や輻輳または断線などで回線が繋がりにくくなりますが、 無線LAN回線は自営通信網の為、災害に非常に強い回線と言われています。
大規模災害時など特に情報収集が不可欠です。本システムは非常に有効な通信手段になります。 通信コストもかからず、有線回線や携帯電話と比べて安価に構築できます。
ご利用用途はネットワーク機器ならば何でも、パソコンネットワークやIP電話・同報無線としての音声通信、監視カメラの動画など、様々な転送用にご活用いただけます。

無線局の登録について

5GHz帯を使用するにあたって、使用されている通信規格(IEEE802.11j)は無線局の登録が必要となります。
この登録は非常に簡単に手続きを行うことができますが、利用を検討される方はこのことがネックなのか、現在5GHz帯の利用局数はおよそ8000局程度で、それに比べ一般的に使われている2.4GHz帯に関しては1億を超えます。
このことから、現在5GHz帯における混信は非常に少なく、安定した通信状態の確保・保障に繋がります。
田中電気では登録代行や設備の調整などおこなっておりますのでお気軽にお問い合わせください。
※無線設備の調整には無線従事者の第三級陸上特殊無線技士以上の資格が必要です。

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