5GHz帯無線LANがもたらすメリットは、使用用途によって様々です。
従来の無線とは違い、最大54Mbpsの通信速度を誇るので、無線通信ではなく、ネットワーク通信としての運用が可能となります。
5GHz帯の使用している周波数(4.9GHz)は、理論値最大で54Mbpsの通信速度を誇り、様々なデータ通信が可能です。
現在、電子レンジや街中の無線LANスポットに使われている周波数(2.4GHz)と違い5GHz帯(4.9GHz)は無線アクセスシステム専用周波数なので電波干渉の心配がありません。
5GHz帯が優れている点は、やはり高出力無線LANであることです。映像中継など一定の通信速度を必要とする場合、電波干渉を受けないので常に一定の速度を保てることは大きなメリットとなります。
災害時に最も必要となるのは、情報の伝達であることは間違いありませんが、通信の確保を確実にするために、5GHz帯無線アクセスシステムは最適であると言えます。
Alvarion社製のBreezeACCESSシステムは最大40kmでのデータ通信を実証済みであり、これを利用した遠隔地どうしのネットワークシステムを構築し、無線基地局IPネットワーク遠隔制御システムによる無線通話エリアの拡大と多彩な無線機への対応を実現します。
田中電気では「防災トータル・コミュニケーション・ソリューション」と題し、災害時における通信システムの運用を提案しています。
